ボイラー性能検査・メンテナンス

ボイラーや第一種圧力容器は、使用中に高温や高圧の影響を受けます。その結果、長期間の使用で部材に変化が生じ、胸や管などで過熱や腐食、割れ等が発生する恐れがあります。このため、労働安全衛生法に基づき、定期的に損傷の有無をチェックし、継続して使用できるかどうかを確認する検査が義務付けられています。

【検査実施機関】

公益社団法人ボイラ・クレーン安全協会

日本ボイラ協会

・第一種圧力容器：1か月以内ごとに1回（※性能検査は1年ごとに必要）

・第二種圧力容器：1年以内ごとに1回

・小型ボイラー：1年以内ごとに1回

・小型圧力容器：1年以内ごとに1回

・簡易ボイラー：必要なし

・簡易容器：必要なし

・燃焼装置の損傷、汚れ、つまりなど

・自動制御装置機能および端子の異常など

・附属装置および附属品損傷や機能の異常、作動・保温の状態など

・圧力容器本体の損傷・異常など

・ふたの締付けボルトの摩耗状態など

・管および弁の損傷など